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ヤギシミュレーター(Goat Simulator) 【やぎしみゅれーたー / ごーとしみゅれーたー】 ジャンル シミュレーター/アクション(*1) 対応機種 Windows Vista/7/8 (Steam他)Android, iOSXbox OneXbox 360プレイステーション4プレイステーション3Nintendo Switch メディア ダウンロード専売ソフト(*2) 発売・開発元 【Win/Switch/Android,iOS】Coffee Stain Studios【One/360/PS4/PS3】Double Eleven Limited 発売日 【Win】2014年4月1日(*3)【One】2015年4月17日【360】2015年5月13日【PS4/PS3】2015年10月7日【Switch】2019年3月14日 価格 【Win】$9.99/980円(*4)【One/360】各1,080円【PS4/PS3】1,000円【Switch】2,999円(*5) プレイ人数 【Win/PS4】1〜4人【One/360/PS3/Switch】1〜2人 レーティング CERO C(15才以上対象)(*6) 判定 バカゲー ポイント ヤギになれます物理演算が描き出す大騒動リアルなヤギがあらゆる物を台無しに雑でガバガバっぽいゲームプログラムMILLIONS OF BUGS(数百万のバグ搭載)!ヤギになりますBAAAAA! Goat Simulatorシリーズ1 / 3 概要 特徴 システム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 その後の展開 参考動画 WARNING??????? ヤギシミュレーターは数週間で作成された小規模でハチャメチャなバカげたゲームです。GTAのような広大な範囲をヤギで遊べるゲームは期待しないでください。正直このゲームに10ドルを使うなら『フラフープ』や『レンガの山』、それか『本物のヤギ』を買ったほうが良いでしょう。 (公式サイトの日本語訳) 主な機能 * ヤギになることができます。 * モノを壊すことでポイントを獲得してください。そして、あなたが最高のヤギであることをお友達に自慢してください。 * 多くのバグあり! 致命的なバグのみを除いており、その他の全ては愉快なものなので残してあります。 * 物理演算による、予測不能な動き。 * ヤギの首をよーく見てください。 * ヤギになることができます。 概要 物理演算を駆使した3Dシミュレーターゲーム。 しかし、ヤギの生態などを再現するものではない。 特徴 人里に現れたヤギを操作して色々な物品や人間に頭突きし、物理演算により弾き出された結果を観察するサンドボックス型のゲームである。 ほとんどの場合、ヤギの行動は破壊的で残酷な結果を生み出す。物体は吹っ飛び。物によってはブッ壊れたり、爆発したりする。人間も明らかに骨折している姿勢になって悲鳴を上げるが、たいていは死なない。その一方でヤギ自身もまた吹っ飛ばされたり致命的な姿勢になることも多いが、絶対に死なない。 つまりは狭義の"シミュレーター"ではなく、それをパロディしたものといったほうが良い。 「Unreal Engine 3」をほぼリファレンス通りに使用しているため、グラフィック(ライティングや3Dモデル)はあくまでリアル志向である。 一部の3Dモデルは「UE3」サンプルに付属してきたものをそのまま使っていると思われる。 このゲームを開発したスウェーデンの「Coffee Stain Studios」はFPSとタワーディフェンスを融合させたストラテジーアクション『Sanctumシリーズ』で知られる真面目な独立系小規模開発会社である。 このゲームの原型は手が空いている社員のプログラム経験と創造力鍛錬を目的とした社内イベントの「ゲームジャム」において、「どれだけ短時間で一本のゲームを作れるか」というコンセプトのもとに製作された物らしい。 そうした経緯から一般販売の予定などあるはずもなかったが、そのα版のプレイ動画を開発者がYouTubeにアップロードしたところ、かなりの速度で再生数が伸びる大反響を呼んだ。そして販売を望む声が大きくなった結果「しかたなく」スタッフ総出で2週間の突貫工事をかけ、最低限のバグ取りを施した上でSteamで一般販売されることとなった。 + そのα版プレイ動画 こんな経緯なのにリリース後も精力的にアップデートが重ねられている。この辺りがただの手抜きとは一味違う。 システム 画面構成や操作方法は、TPSなどの一般的な3Dアクションゲームと大差ない。キーボードとマウス、またはゲームパッドで自機であるヤギを操作する。 ヤギは目の前にある物に向かって頭突きができ、後ろにあるものを蹴ることが出来る。この2つで物を吹っ飛ばすことができる。 もう1つ、舌を長く伸ばして対象に絡みつかせることができる。この舌はゴム紐のように弾性を伴って長く伸び、舐めた物や人などを引きずり回して移動させることができる。 ストーリーなどは特にない。しかし「クエスト」と呼ばれる特定条件を満たすと、色々な特殊能力を持ったヤギが使用可能になったり、アイテムを装備できるようになる。 使えるようになるヤギは「悪魔ヤギ(ブラックホールの魔法が使える)」「天使ヤギ(ジャンプがふわっとした感じになる)」「背の高いヤギ(どう見てもキリン)」「羽の生えたヤギ(どう見てもダチョウ)」「巨大ヤギ(どう見てもクジラ)」とか。巨大ヤギ(クジラ)に至ってはまともに歩行も出来ずスタートしたら地表で干からび寸前のミミズのようにのたうつ位しかない。 ヤギは決して死亡することはない。たとえ首が折れても、高空から地面にたたきつけられても、大爆発で吹き飛ばされても平気で立ち上がれる。 人や物を破壊したり、設置されている仕掛けを起動したり、その他いろいろなことを引き起こすと得点が得られる。派手なものほど高得点。また連続して複数のアクションを取るとコンボとなり倍率がかかる。 物理演算にまつわるバグは「物理演算を用いるゲームでよくあるバグのパロディ」として意図的に実装されている。 このゲーム自体の物理演算はnVidiaの「PhysX」を使用しているが、ポピュラー故に多くの物理演算バグを世に知らしめてきた物理演算ミドルウェア「Havok」をパロっているバグ仕様が多い。 たとえば「ヤギにぶつかった人間は、まるで操り人形の糸がすべて切れたようになり関節も感じさせない「ぐにょぐにょした物体」と化し、重量も感じさせなくなる」「ヤギがはしごに登るときは歩行モーションのままで、頭が押されて背中の方に「ぐにょり」と曲がる」「壁や物体にめり込み奇妙な小刻みな動きをし続け、のめり込んだところに力が加わるとエネルギーがたまり吹っ飛ぶ」などである。 ゲーム内の特定の条件を満たすことにより獲得できるMOD(特殊能力など)もある。 姿を変えるだけのもの、遠距離攻撃のようなもの、など。 評価点 「何かが起こるのでは?」という期待に応えてくれる。 基本的にすべてのオブジェクト(物品)が3Dで作られている本作だが、ヤギはその殆どに干渉できる。ほとんどは吹っ飛ばして破壊といった形なのだが、とりあえず謎の達成感は得られる。 マップ上には色々な仕掛けが設置されており、それらに触れたり人間などを投げ込むと、ちゃんとゲームならではの予想通りの(時には予想を超える)事態が起こる。例えばトランポリンに乗ると上空高くジャンプできる、コンクリートミキサーに突っ込むとほぼ無傷でグルグル回る…など。ガソリンスタンドを叩くとさすがに爆発の規模も大きく壮観(*7)。 グロゲーではない。 本作はバカゲーであり鬼畜ゲーだが、グロテスクな表現はほとんど存在しない。人間を攻撃しても流血や身体破損といった残酷表現はなく、どれだけ痛めつけられても平気で起き上がって歩き出す。したがって、プレイヤーの心理がドン引き方向に寄ってしまい笑えなくなるという事もない。 多少残酷と思われる例としては、人間を燃やすと火だるまになって悲鳴を上げながら走り回るといったものがあるが、火が消えると普通に戻る。 ただし「人間を燃やす」表現などが影響したか、CS版で与えられたレーティングはCERO C(15歳以上対象)、かつコンテンツディスクリプターアイコンで「暴力」「犯罪」「麻薬」が付けられたりするなど結構重たいものになっている。 リアルな残酷表現はないが、魔法陣の上に生贄として並べた複数の人間が1つの肉塊になって爆散するような、固定シチュエーション的な物は用意されている。 Ver 1.2の大型アップデートとして、MMORPGシミュレーターモード「Goat MMO Simulator」が追加。 あくまでシミュレーターなので実際のMMOプレイは不可能であり、オフラインプレイのみ。 新たなエリアで職業を選び色々なクエストをこなしたりできるなどRPGとしての基本はできており、小癪にも意外と遊べる内容になっている。 選べる職業は、タンク(いわゆる戦士。トゲトゲの鎧を纏う)、ローグ(盗賊。皮の身軽そうな服)、マジシャン(魔術師…というか手品師。トランプとかまき散らす)、ハンター(狩人…というか釣り人。釣竿を装備している)、電子レンジの五つ。とうとう生物ですらないものがついてしまった。 外観は電子レンジに人間の脚が生えたものであり、非常にシュール。固有アクションはドアの開閉(頭突きの代わり)、ピザを出す、自爆の3種類。 これらの他にも「エクスカリヤギ(頭部に聖剣を装備したヤギ、ビームを撃てるが衝動に耐え切れずヤギ自身が吹き飛ばされる)」「車輪のヤギ(時を止められる)」「ゼウス(大層な名前に反してスタンガンを投げるだけ)」「年老いたヤギ(どう見てもティラノザウルス)」等の、個性的なヤギが新規追加。 クエストの内容もどこかおかしいものばかり。 「目の前に大量に散らばったリンゴを拾って渡せ」と依頼してくる村人。 ウ○コの山に埋もれた村人を救出するクエスト。お礼にもらえるのは…。 プレイ中には偽のチャットが流れてくる。しかもやたらにテキストの分量が多い。 他のゲームの評価を好悪問わず喋ったり、RMT(*8)を持ちかけていたり、やけに生々しい内容が含まれている。 このモードではインベントリが使えるがNPCでさえも入れることが出来る。 マップ内にはサーバルームが隠されているが、ここを破壊するとグラフィックがバグり、完全に破壊するとゲームが強制終了する(*9)。 もちろんこれは演出の1つで実際にゲームデータが破損しているわけではない。 Ver1.3の新たな有料DLCとして「Goat Simulator GoatZ」が登場。最後のZというのはZombieの略、何とまさかのゾンビゲーム化である。 ただし最初のミッションの目的は保菌者となったヤギがアウトブレイクを起こす。まるで本編の自虐である。 OPとタイトルがまごうことなきアレだったり、Steamの生みの親によるゾンビゲームのものと同じ救急パックがあったり、拾った物でコンボ武器を作ったりと、こちらもパロディてんこ盛り。 定期的に何かを食べないと死んでしまうというサバイバル要素があるため、思いの外てごわい。というかヤギシリーズで唯一ゲームらしさがある。 でも体力や満腹度を無限にするMODもあったりする。 Ver1.4に合わせて有料DLCとして「Goat Simulator Payday」が登場、今度は銀行強盗だ! 今回のOPは日本ではそれほどメジャーではないコレオマージュとのこと。 エンフォーサーのDon Pastrami、フラミンゴことValentino Salami、ラクダことHumphrey Ciabatta、車椅子のイルカことDolph Spaghetti(*10)をボタン切り替えで操り銀行強盗ミッションを行っていく流れとなっている。 特定ボタンを押すごとに背中のコブがどこまでも膨らんだり乗っている車椅子の脚が文字通り天まで伸びたり地下深くまで潜行するのには突っ込んではいけない。 ちなみにコラボ元であるOverkill Softwareの銀行強盗FPS『PAYDAY2』でもコラボDLCを同日にリリースしている。だが、このDLCはバグが多発したせいか「7ドルでも高い」など散々な評価を下された。 Ver1.5のDLCとして「Waste of Space」が登場。壮大なスペースオペラが展開される。 元ネタは星間大戦争なアレ。もはやオマージュを通り越してますが何か? その為カラーバーかな?というレベルの本数を束ねたライトセイバーやフォースも操ることが出来る。 さらにその中にFPSパズルのようなものもあったりする。 賛否両論点 バグが多い。 公式自らが「数百万のバグ!」と胸を張るように本作はバグ取りが不十分で、頻繁にバグが発生する。むしろそのバグじみた挙動を探したりするのも、このゲームの楽しみ方の一つといえる。通り抜けできないはずの障害を抜けてしまったり、その結果として想像外の異世界に入り込んだり、理由もなく突然ワープしたり、起こるはずの物事が起こらなかったり、起こってはいけないことが起こったり、とにかく色々である。 とはいえ、その不可解な挙動を楽しめるかで、本作の評価が変わる可能性は否定できない。 一応クラッシュバグだけは頑張って減らしたと言っているが、残念ながらこれが完全に無くなってはいない。 開発元のCoffee Stain Studiosは先述した『Sanctum』シリーズで好評を得ており、その技術力は決して低くはない。要するにクラッシュバグや操作に関わる致命的な物以外はわざと残したと考えて差し支えない。 問題点 ストーリーがなく、プレイヤーに対する動機づけが乏しい。 通常、オープンワールド型のゲームは「なんでもできる」自由度を謳う一方で、ミッションやクエストを用意して、プレイヤーに対して最低限「これをすればゲームが進行する」という指標を与えるものである。しかし本作にはそのような要素はほとんど無いと言っていい。一応「クエスト」や「実績」は用意されているが、それらは基本的にノーヒントであり、発見するためにはマップ中を手がかりもなく探しまわることになる。エンディングすらなし。期待するのもお門違いな気がするが。 世界が狭い。 オープンワールド型3Dゲームである本作だが、その世界(マップ)は他のフルプライス大作ゲームとは比較にならないほど狭い。至る所に物品や仕掛けが散りばめられているのだが、その種類や数も決して多くない。 ボリュームが少ない 上記2つの問題点の帰結として、プレイヤーにもよるが、基本的に飽きが来るのが早い。実績だったり変な挙動だったりは凄まじく多いが、それを追求するほど長期間熱中しているプレイヤーは結構稀である。 Ver1.2以降は前述の通りMMO simulatorモードが追加されたため、ボリューム不足に関しては若干緩和されたか。 一応こんなゲームでもMODを作る猛者は存在するようで、Steam WORKSHOPとの連携によって追加マップや追加ヤギなどといったコンテンツを拡張することが出来る。 そもそもボリュームを求めるのであれば、公式の免責事項にもある通りにフラフープや山積みのレンガ、本物のヤギを買った方が長く楽しめるだろう。 わりと動作が重い。 Unreal Engine 3が使われている以上しかたのないことだが、小粒なゲーム内容の割に要求スペックは結構高い。発売当時のノートPCのスペックでは、処理落ちは不可避。快適なプレイにはそれなりのスペックを持つゲーミングPCが欲しいというのも悩みの種であろう。 Ver1.5は宇宙が舞台のためか更に動作が重くなってしまった。処理落ちがもっと厳しくなっているので注意。 総評 「いいかげんに作られたバカゲー」として語られることが多い作品である。 実際のところその作り込みは甘く、商業作品として要求される緻密さに達していない。 そしてメーカー側もそれを自認しており、逆にウリ文句として掲げているため、本作に対しては「どれだけ悪く言っても構わないし、むしろ悪く言われた方が評判が上がる」という状況になっている。 しかし単にいいかげんなだけのゲームが、果たして内輪ネタレベルから一般販売にこぎつけるまでに人を魅了するものなのだろうか? 本作の最大の評価点は、先述した「プレイヤーの期待に応える」という点である。 プレイヤーを笑わせ、驚かせようというエンターテイメント精神がきっちりと盛り込まれている。それこそが本作が愛された理由であり、バカシミュレーターとして抜きん出た存在になった理由であろう。 余談 日本からは、「Steam」の他に「Magino Drive」「Xbox Live」「PlayStation®Store」でも購入可能であるが、ただタイトルを変えて『ヤギシミュレーター』としただけで、ローカライズなどは一切行われていなかった。現在はWin/One/PS4/Switch版の全てが『Goat simulator』名義で販売されている。直訳とも異なる奇妙な味のあるローカライズだが気にしてはいけない。 実際、Magino Driveで購入してもSteam用のプロダクトキーを渡されるだけで、結局はSteamアカウントの取得とクライアントのインストールが必須となる。「Steam」では頻繁に値引きセールを行っているので、安い方で買うといい。 One/360では「Goat MMO」「GoatZ」は当初両作をカップリング収録した別ソフト「Goat Simulator Mmore Goatz Edition」としての配信となっていたが、後に本編のDLCという形に変更された。 前述の『ヤギシミュレーター』という邦題は広まっておらず、原題の『Goat simulator』の方が通りが良い(*11)。 Magino Driveの販売ページでも、検索性向上のためだろうか、『ヤギシミュレーター(Goat simulator)』という形で両方のタイトルが併記されている。 ゲームジャンルの表記は、Steamでは「シミュレーター」に、Magino Drive、PlayStation®Storeでは「アクション」に、Xbox Liveでは「アクション アドベンチャー」になっている。Magino DriveとPlayStation®Storeのほうが実情に近いような気がするが、冒頭の情報欄では一応両者を併記する形をとった。 主人公のヤギはメスである。「ゴートクイーン」という称号と能力がある他、股間を見れば確認出来る。 2015年3月23日より、auスマートパスにて本作が配信されている。Android4.0.3以上にアップデート可能な機種が対象となっている。 Google PlayやApp Storeでも落とし切り600円($5.99)で購入出来る。au以外のキャリアだったり、スマートパス未加入であればこちらを。アップデートも適時行われている模様。 スマホアプリ版は一部の要素が省かれている、逆にオリジナルの要素が追加されている等の変更点も多い。 現在はOneなどでは4つのDLCとのセットである「The GOATY」での購入も可能。さらには、この「The GOATY」という形で2019年3月14日にSwitch版も配信が開始されている。 360版はOneの下位互換機能にも対応。One版とは別ソフト扱いなので、もちろん別途購入が必要。 スペック表にある通り360版より先にOne版が出ているので、これもネタ的な要素が強い(*12)。 クレジットに『MGS』シリーズで有名な小島秀夫監督の名前が刻まれている。 発売当初から記載されていたわけではなく「最新作『MGS5』のクレジットから削除されていたからこちらに追加した」という理由らしい。 発売までの経緯と発売後の影響 日本においてはシミュレーター系のゲームといえばレースなどのスポーツを除くと、戦略を駆使して解き進めるオリジナルゲームというイメージが強いかも知れないが、海外ではいろいろな職業をリアルに疑似体験するゲームが安定した人気を集めている。 北海やベーリング海の荒々しい波の中で命がけのカニ漁を体験する『Deadliest Catch Alaskan Storm』(2008年4月)や、牧場経営ゲームとしての側面を持つ『Farming Simulator』シリーズ(1作目は2009年)などは日本でも一定の知名度はあるだろう。 このような「リアルシミュレーター」系ゲームはかなりマニアックな題材まで網羅していたのだが、一部の良作を除いてゲーム内容が非常にお粗末なものが多く存在し、粗製乱造の感を否めなかったのである。 そんな中『Global Game Jam 2013』なるイベントに出現して話題をさらったのが、外科手術を体験する『Surgeon Simulator 2013』だった。 このゲームは『○○ Simulator 20xx』というお約束のタイトルで「リアル系シミュレーター」を名乗ってはいるが、実際はわざと操作性を劣悪に作った上に開腹した体内の臓器を物理演算で表現しプレイヤーが滅茶苦茶の限りを尽くせる(その末に患者の死亡で幕を閉じる場合も)という、昨今のシミュレーターゲームを皮肉ったグロテスクな程に不謹慎ともいえるバカゲーでもあった。 当時のシミュレーターとしてまじめに考えるなら論外の作品だったが、インパクトは相当なものでPCゲーマーたちの間でそれなりの話題となった。 それ以前よりシミュレーターゲーム界隈では「話題性を得るため少しでも変わった題材を」という傾向があったのだが、『Surgeon Simulator 2013』以降、正攻法での勝負は大手に勝てない独立系メーカーや個人の間で、題材で奇をてらった「馬鹿シミュレーター」がちょっとした流行となった。本作『Goat Simulator』もまた、そうした風潮を汲んだ作品(もしくはそのパロディ)の1つである。 発売前より注目を集めていた本作は、発売直後から全世界的に大ヒット。$9.99という低価格作品でありながら、Coffee Stainの過去4年の売上額に等しい売り上げを記録した。 異例となるこのスマッシュヒットにより「馬鹿シミュレーター」というジャンルが一躍注目をあびることになり、多くの追従者が現れた。中でも大きな動きが見られたのがSteamである。 Steamには、トレーラーとコンセプト説明文を掲載して、ユーザーがそれを遊びたいか投票にかける『Steam Greenlight』というコミュニティコーナーがあるのだが(*13)、ここに大量の馬鹿シミュレーターが投稿されたのである。例えば行列に並ぶイライラをリアルに再現する『行列シミュレーター』や、プレイヤーが大岩となって風雨に晒される『岩シミュレーター』など。そのほとんどはタイトルだけの一発ネタであり、本当に作る気があるのかと疑問に思えるような代物であった。そしてそれらのうちどれだけがGreenlightを通過できたのかも定かではない。 結局、『Goat Simulator』を契機に巻き起こるかと思われた馬鹿シミュレーターブームは長く続かず、実現した精神的後続作と呼べるものは『I am Bread(*14)』『Tea Party Simulator 2015(*15)』『Ampu-Tea(*16)』『Fly in the House(*17)』『Turbo Dismount(*18)』といった少数精鋭にとどまり、一大勢力と呼べるまでの数には至っていない。ヤギ自身はといえばなおも盛んなアップデートで画面分割多人数プレイが可能になったり、iOS/Android版が発売されるなど今もその勢いは衰えていない。 また、この馬鹿シミュレーターブーム以降『○○ Simulator』というタイトルでUnityやGameGuruのアセットを流用しただけの作品が大量に販売されるようになり問題となった。 似たような内容の作品ばかりであるが、『Grass Simulator』のようにカルト的人気を博したものもある。 本作の開発陣の一部はその後独立してインディデベロッパーであるDouble Mooseを立ち上げ、子供がいなくなった近未来の世界を舞台に現役を引退した老人達が大暴れする箱庭アクションゲームである『Just Die Already(*19)』を制作。2021年5月20日にWin/PS4/One/Switch版がCurve Digitalよりリリースされた。 一方、デベロッパーのCoffee Stainは2018年11月15日に親会社であるCoffee Stain HoldingがEmbracer Group(旧 THQ Nordic AB)の買収を受けたことにより、現在は同グループの傘下となっている。 その後の展開 2022年6月10日にCoffee Stain Publishing/Coffee Stain North/Koch Mediaの3社は、本作の続編である『Goat Simulator 3』を発表。いきなり『2』を飛ばして『3』である(*20)。 『3』では新搭載の4人マルチプレイ(ローカル・オンラインの4人協力プレイ)が目玉となる。対応機種はPS5/XSX/Win(Epic Games Store)で、2022年11月17日に発売された。 参考動画 + 公式トレーラー
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simulator の最新版をアップします。 森口クンの版と統一したものです。
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Bee Simulator 項目数:51 総ポイント:1000 難易度: To Bee Or Not To Bee Finish the tutorial 10 The Exodus Complete the main story 60 It s A Zoo Out There Report to the Queen about animals. 20 Great Hunger Feed the little bees 20 Chicco In Trouble Find a guardian for the little squirrel 10 Spider s Lair Uncover Anna s web of conspiracy 10 Dodge The Tongue Collect pollen from the giant water lily 10 The Great Crossing Help the ants across the water 10 Lord Of The Flies Defeat the fly gang leader 10 O-Bee-Wan Find the wise-bee s flower 10 Hackerman Take control of the drone 10 It Came From Beneath Drive the mole away 10 Interspecies Relations Dance with a bee from another species 10 Flower Power Collect pollen from 1000 flowers 20 Fast Bee Complete all the chase challenges 40 Dance Revolution Complete all the dance challenges 40 Furious Bee Complete all the fight challenges 40 Active Bee Interact 50 times with the environment 10 Unbearable Sting the bear 5 Hyperdrive Activate Beetro Mode 5 Changing Point Of View Use bee vision 5 The New Me Unlock new bee skin 5 Basketcase Get all the pollen from the flower lady 15 times 10 Close Examination Unlock a 3D animal 5 Escape Artist Complete all the spider web challenges 10 Bully-free Zone Complete the Bully challenge 3 times 10 Early Access Unlock the Trophy Room 5 To Infinity And Beyond Fly a total of 10 kilometres 10 A Real Achiever Collect ALL the other achievements! 100 I Won t Do This? Complete all challenges 50 The Sweet Stuff Feast on human food 30 times 10 Little Bees Find all the little bees in the park 40 Bee-Zilla Destroy 20 balloons 10 秘密の実績 Bee To The Rescue Bring the bee home 20 Hello Friend Unlock an animal statue 20 Expert Collector Gather pollen for the winter 30 Rebeelious Get in trouble 30 Bee Hero Be a Bee Hero 30 Flight Of The Intruder Discover what a drone does 40 Roof Over Your Head Find the new hive 50 Foster Family Help the mother squirrel 10 Ready To Retire Collect pollen from 3000 flowers 40 Deluminator Switch the light in the street lamp 5 Bee-J Change music in a boombox 5 Bee Of The Ring Find a hidden message 5 Enigma Enter found password on the computer 5 Your Honor Find the lawsuit notice 5 Easter Egg Find the Easter egg 5 Gotta Catch Em All Unlock all animal statues 10 Access Granted Unlock the Cave 40 You Shall Not Pass! Defeat Harry the Hornet in single combat 20
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サージョン シミュレーター 2013 Surgeon Simulator Touch 機種:PC,iOS 作曲者:Black Heron 開発元:Bossa Studios 発売元:Bossa Studios 発売年:2013, 2014 概要 イギリスのBossa Studiosが開発したインディーズゲーム。 臓器移植シミュレーションというゲームであり、日本でのアトラスの「カドゥケウス」シリーズのゲームに近い。 ハンマーやドリルやメスで邪魔な臓器を取っ払って、移植する臓器を放り込むというダイナミックな手術が話題となりバカゲーとして有名。 日本語版も配信されているが、臓器などのグラフィックがかなりリアルなので苦手な方は注意。 音楽は聴きごたえのあるエレクトロ・ミュージックが揃っており、なかなかの評判である。 2014年には歯牙移植、眼球移植ステージが追加されたiPad版『Surgeon Simulator Touch』が発売された。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 作・編曲者 補足 順位 Take a Number Black Heron Surgeon Stimulator Operating Theatre Brain Storm Operating Theatre Are you Kidney-ing me Operating Theatre Surgeon Stimulator Ambulance 2013年254位 Brain Storm Ambulance Are you Kidney-ing me Ambulance Flatline Brain Dead Urine Trouble Unidentified Flying Organ サウンドトラック Surgeon Simulator 2013 Original Soundtrack PV
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Stage 出現条件 入手パーツ・武器 Stage 条件 U.S.N. Simulator 01 U.S.N.陸軍 戦闘訓練シミュレーター#01 Stage03 クリア - U.S.N. Simulator 02 U.S.N.陸軍 戦闘訓練シミュレーター#02 Stage08 クリア - U.S.N. Simulator 03 U.S.N.陸軍 戦闘訓練シミュレーター#03 Stage10 クリア - U.S.N. Simulator 04 U.S.N.陸軍 戦闘訓練シミュレーター#04 Stage13 クリア - U.S.N. Simulator 05 U.S.N.陸軍 戦闘訓練シミュレーター#05 Stage15 クリア - U.S.N. Simulator 06 U.S.N.陸軍 戦闘訓練シミュレーター#06 Stage20 クリア - U.S.N. Simulator 07 U.S.N.陸軍 戦闘訓練シミュレーター#07 Stage26 クリア - U.S.N. Simulator 08 U.S.N.陸軍 戦闘訓練シミュレーター#08 Stage04 15ターン以内にクリア Machingun 22snLeosocial(22SNレオソシアル) U.S.N. Simulator 02 20ターン以内にクリア U.S.N. Simulator 09 U.S.N.陸軍 戦闘訓練シミュレーター#09 Stage13 ゲリラを全機、未撃破の状態でクリア Bazooka Boa 36(ボア36) U.S.N. Simulator 04 30ターン以内にクリア U.S.N. Simulator 10 U.S.N.陸軍 戦闘訓練シミュレーター#10 Stage14 敵全滅でクリア Left ArmRight Arm Minotaur(ミノタウルス) U.S.N. Simulator 05 30ターン以内にクリア U.S.N. Simulator 11 U.S.N.陸軍 戦闘訓練シミュレーター#11 Stage21 10ターン以内に味方ユニットの1機が最下層へ到着 BodyLeft ArmRight ArmLegs Zenith RV(ゼニスRV) U.S.N. Simulator 07 25ターン以内にクリア U.S.N. Simulator 12 U.S.N.陸軍 戦闘訓練シミュレーター#12 Stage26 大型機動兵器3機のなかで、イワノヴナ機を最初に撃破 BodyLeft ArmRight ArmLegs Oborona Ⅱ(アバローナⅡ) U.S.N. Simulator 11 Stage26クリア後、20ターン以内にクリア
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|Battle|Tutorial| E.C.編 Durandal Simulator 01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12 南米編 U.S.N. Simulator 01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12 Durandal Simulator 01マップ 敵 Durandal Simulator 01 デュランダル 戦術研究シミュレーター#01 天候 晴れ 時間 昼 勝利条件 敵全滅 敗北条件 味方全滅 マップ 地形 進入不可 木 平地(0°≦傾斜≦15°) 砂地 岩地 浅瀬 平地(4脚移動不可) 段差 平地(15°<傾斜≦30°) 砂地(15°<傾斜≦30°) 岩地(15°<傾斜≦30°) 深瀬 平地(4脚移動可) 段差(柵など) 平地(30°<傾斜≦45°) 砂地(30°<傾斜≦45°) 岩地(30°<傾斜≦45°) マップ X 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 Y 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 ▼ 補給コンテナ投下地点(HP=1400) 敵ユニットリンク設定 アタックリンク:[支援機]―→ | ディフェンスリンク:[支援機]―→ - 敵ユニット動作敵ユニットは基本的に、ダメージを受けるか、接近すると行動を開始する 敵ユニット その他行動条件 1 2 1 2のBodyのHPが約1/2以下になると行動開始 4のBodyのHPが約1/3以下になると行動開始 2 1のBodyのHPが約1/2以下になると行動開始 3のBodyのHPが約1/3以下になると行動開始 3 4のBodyのHPが約1/2以下になると行動開始 2のBodyのHPが約1/3以下になると行動開始 4 3のBodyのHPが約1/2以下になると行動開始 1のBodyのHPが約1/3以下になると行動開始 上へ 敵 No. Name UNIT PILOT PARTS WEAPONS SUPPORT 獲得 Lv. Speed MG 武器熟練度 SKILLS Name Body HPNow / Max L Hand R Hand L Shoulder R Shoulder Atk. 金 Body Eva. Evasion SG L Arm 武器種 Def. L Arm APNow / Max AP Charge RF R Arm 攻撃属性 ITEMS R Arm BZ Legs Dmg.(Dmg. Cut) Legs BP Systems Resist MS Type Move × 経験値(基準) Armor Attack RK BP 機能(AP) AP Move GR 攻撃回数 Link ML Range EP(基準) BP CN HIt% / Area / Homing 1 Autopilot 1 1 MG 0 No Skills Zhelanie Ⅰ Zhelanie Ⅰ 350 / 350 Zima Zima L Hand 金 84 6% 6% SG 0 Zhelanie Ⅰ 175 / 175 SG SG L Hand 16 10 / 10 10 RF 0 Zhelanie Ⅰ 175 / 175 No Items 16 BZ 0 Zhelanie Ⅰ 230 / 230 6×10 6×10 29 -- Systems 0% MS 0 2Legs 4 40 40 経験値 30 Attack 0% RK 0 ----- 3 3 Move 0% GR 0 ×2 ×2 Link 0% ML 0 1-3 1-3 EP 12 BP 0% CN 0 75%-58% 75%-58% 2 Autopilot 1 1 MG 0 No Skills Zhelanie Ⅰ Zhelanie Ⅰ 350 / 350 Vesna Vesna L Hand 金 84 6% 6% SG 0 Zhelanie Ⅰ 175 / 175 MG MG L Hand 16 10 / 10 10 RF 0 Zhelanie Ⅰ 175 / 175 No Items 16 BZ 0 Zhelanie Ⅰ 230 / 230 7×8 7×8 29 -- Systems 0% MS 0 2Legs 4 40 40 経験値 30 Attack 0% RK 0 ----- 4 4 Move 0% GR 0 ×2 ×2 Link 0% ML 0 1-4 1-4 EP 12 BP 0% CN 0 80%-62% 80%-62% 3 Autopilot 1 1 MG 0 No Skills Zhelanie Ⅰ Zhelanie Ⅰ 350 / 350 Zima Zima L Hand 金 84 6% 6% SG 0 Zhelanie Ⅰ 175 / 175 SG SG L Hand 16 10 / 10 10 RF 0 Zhelanie Ⅰ 175 / 175 No Items 16 BZ 0 Zhelanie Ⅰ 230 / 230 6×10 6×10 29 -- Systems 0% MS 0 2Legs 4 40 40 経験値 30 Attack 0% RK 0 ----- 3 3 Move 0% GR 0 ×2 ×2 Link 0% ML 0 1-3 1-3 EP 12 BP 0% CN 0 75%-58% 75%-58% 4 Autopilot 1 1 MG 0 No Skills Zhelanie Ⅰ Zhelanie Ⅰ 350 / 350 Vesna Vesna L Hand 金 84 6% 6% SG 0 Zhelanie Ⅰ 175 / 175 MG MG L Hand 16 10 / 10 10 RF 0 Zhelanie Ⅰ 175 / 175 No Items 16 BZ 0 Zhelanie Ⅰ 230 / 230 7×8 7×8 29 -- Systems 0% MS 0 2Legs 4 40 40 経験値 30 Attack 0% RK 0 ----- 4 4 Move 0% GR 0 ×2 ×2 Link 0% ML 0 1-4 1-4 EP 12 BP 0% CN 0 80%-62% 80%-62% 上へ
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Spaceflight Simulator PC版 SFS PC版はスマホ版と更新ペースが異なります。 当ページではSteamの更新ログを参照としています。 基本的にはスマホ版の更新を追従する形となりますが 更新内容はスマホ版と異なりますので注意してください。 最新バージョンは 1.5.10.2 です。 1.5.10.2 修正 MODのアイコンを修正 巨大な「No new challenges」テキストを修正 ゲームのリロードが機能するようになりました リリース日 2023/6/7 1.5.10 新機能 新モード:チャレンジモード(チート不可) 新機能:チャレンジ 新惑星:Captured Asteroid (地球近傍小惑星) 惑星の地表に岩石を追加 丸いノーズコーンパーツ ワールドの並び替えの修正 その他の1.5.10変更点 新しいテクスチャパックフォーマット + 古いテクスチャの自動アップグレード ModsのGUIにWebImageコンポーネントを追加 UIToolsがデフォルトでゲームに含まれるようになりました。 Modsのロードに失敗する可能性を修正 実績の削除(チャレンジと交換) リリース日 2023/6/7 1.5.9.8 新機能 レッドストーンアトラスの追加 カプセルとセパレーターのテスクチャ変更 フェアリングと構造パーツに新パーツを追加 フェアリングの仕様変更 (スマホ版パリティ) リリース日 2023/1/8 ※公式からの情報ではありません 1.5.8.0 Modding Update 新機能 公式のMODローダーと、MODを簡単にするための多くのもの (ヘルパー、ゲームデザインMODGUIなど)を追加しました。 多くの修正とQoLの変更 リリース日 2022/10/21 1.5.7.2 新機能 スペースセンターハブを追加 実績リストを追加 「ここでタイムワープ」ボタン 分岐ビュートグル 3倍速の物理タイムワープ 大幅なゲームの最適化 非常識なパフォーマンスの最適化 3倍速いビルドパフォーマンス 10倍速い起動時間 3倍速いロード時間 10倍速い保存時間 5倍速いロケットの切り離し/破壊/ドッキング ゲームファイルのを30%軽量化 リリース日 2022-6-25 Patch Note for February 21 修正 反転RCS制御の問題を修正しました ゲーム開始時のクラッシュを修正しました リリース日 2022-2-21
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Goat Simulator 3 【ごーとしみゅれーたーすりー】 ジャンル シミュレーション/アドベンチャー 対応機種 プレイステーション5Xbox Series X/SWindows(Epic Games Store) 発売元 DL版 Coffee Stain Publishing ABPKG版 Koch media 開発元 Coffee Stain North AB 発売日 2022年11月17日 定価 Standard Edition 3,850円(税込)Deluxe Edition 4,950円(税込) プレイ人数 1~4人 レーティング CERO C(15才以上対象) 判定 良作 バカゲー ポイント 話題になったヤギゲーの続編何故か『2』を飛ばして『3』オンラインマルチプレイにも対応 Goat Simulatorシリーズ1 / 3 概要 特徴 おバカな点 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 日本でも話題となった2014年に発売されたおバカシミュレーター『Goat Simulator』のまさかの続編。 本作は『Goat Simulator』の2作目であるが、ナンバリングは何故か『2』ではなく『3』となっている。 特徴 本作のマップは「サン・アンゴラ島」という島を舞台としたオープンワールドとなっている。 前作から追加されたアクション・要素。 アクションに「グラインド」が追加。電線などを伝って滑走することができる。 その他、街中を走っている車両を奪い取って運転することも可能。 最大4人までのオンラインマルチプレイにも対応。 おバカな点 前作でも多々見られたパロディネタは本作においても健在。 ゲームを開始すると流れるオープニングは、どう見ても『The Elder Scrolls V Skyrim』のオープニングそのもの。 というかゲーム内でもオープニングの終わりに「さっさとスカ〇リムカートを出てゴートタワーに向かえ」という台詞が出る始末。 この他にも、スカイリムのパロディネタは多い。 とあるエリアでは『Wolfenstein 3D』のようなグラフィックのマップになったり、静かな丘なるホラーエリアがあったりする。 ゲーム関係以外のパロディネタも多い。建物の看板に赤色の四角に白文字で WONDER (*1)といった映画の看板があったり、コスコンで某ヒーローが持っている金属で作られた円形の盾(投げて攻撃することが可能)が手に入ったり、と様々なネタが仕込まれている。 とはいえ、海外産ゲーム故に洋ゲー・海外作品のパロディネタが多く、一部日本人に馴染みの無いものもあるが。 上記のパロディネタを抜きにしても、おバカな点は多い。 特にクエストの攻略方法は奇想天外な手段を強いられることが多く、思わず笑ってしまうものも多い。 クエストの結末も予想外の出来事が起こったり、逆に予想通りの大混乱を引き起こしたりと、おバカな内容だらけである。 + 例えば…(攻略上のネタバレ注意) 山でビッグフットを探して捕まえるクエストがあるが、普通に探しても見つからない。 それもそのはず、このイベントで捕まえるべきビッグフットとは、UMAではなく、文字通り足が物凄くデカい人間を連れてくること。確かにビッグフットだが……。 「スティーブを救え」というクエストでは、「溺れているスティーブを助けてあげよう!」とのことだが、温泉で溺れている男性を助けてもクリアにならない。 よく見てみるとこの男性の名前は「ノット・スティーブ」、つまりスティーブではない。そこで、近くに浮かんでいる魚を捕まえてみると、その魚の名前がスティーブであり、そちらを助け出すことでクリアとなる。魚なのに溺れるのか……。 「押すな、危険」というクエストでは、施設のボタンを押すと空から爆弾が降ってくる。 落ちてきた爆弾を触ると、案の定大爆発。そして「あやうくキム・ジョンウ〇」という一文と共に、Falloutの服が手に入るという結構危ないネタもある。 よく日本でリリースできたものである。 評価点 各段に広くなったオープンワールドマップ。 前作ではオープンワールドと言うには狭めだったマップだが、本作の舞台である「サン・アンゴラ島」はオープンワールドと呼ぶのに相応しい広さのマップとなっている。 ゲーム開始時にそれなりのロード時間は入るものの、マップ間でのロードを挟むことなく、シームレスに移行する。 ただし、その分要求スペックが増えたのか、CS機ではPS5とXSXのみと、高スペックゲーム機でしかリリースされていない。 豊富なクエストの数々。 本作には「クエスト」と「衝動的ミッション」の二つの指標があり、それらをこなしていくことが主な目的となる。 オープンワールドのマップには様々なクエストが配置されており、そのクエストの攻略方法もパズルのように頭を捻るものも多く、やりごたえがある。 多少改善された日本語ローカライズ。 前作の日本語訳は、直訳気味かつ奇妙で意味が伝わりづらい表現も多々見られたが、本作では内容が十分理解できるレベルまで翻訳の質が向上している。 前述したパロディネタもちゃんと翻訳されており、日本人にも元ネタがわかりやすくなっている。 便利になった点。 装備品には移動に便利なものが増えている。中でもパラグライダー(ハングライダー)は空中を滑空することができるため、オープンワールドのマップを移動する際に重宝する。 車を奪い取って運転することができるようになったため、遠距離へ移動する際も地味に便利になっている。 昨今のオープンワールドゲームにはマストな機能である、ファストトラベル機能も搭載。ゴートタワー限定だが、テレポートすることができる。 賛否両論点 相変わらずバグが多い。 壁を突き抜けて入れないところに入れたり、キャラクターのモデルが荒ぶったりと、前作に引き続きバグが多く発生する。 とはいえ、前作の時点でバグっぽい挙動を楽しむゲームでもあるので、ある意味「『Goat Simulator』らしさ」が出ているとも言えなくもないが。 一応、ヤギがはしごを登る際のモーションがまともになっていたりと、修正されている部分もある。 問題点 前作同様、明確なストーリーが無い。 前作と同じ問題点。オープンワールドゲームとしての規模は大きくなった本作だが、前作と同じく明確なストーリーがないため、プレイヤーによっては何をしたらよいのか迷ってしまう。 尤も、「サブクエストなどの寄り道をしないと楽しめない」というのは、オープンワールドゲーム全般に言えることでもあるが。 一応、今作ではエンディング・ラスボスが用意されているものの、道中には全く関わってこないため、ラスボス戦まではプレイヤーの好奇心に頼らざるを得ない。 プレイスタイルによっては酔いやすい。 前作同様、本作も物理演算ゲーとしての側面があるのだが、操作キャラが壁にめり込んだり、空中を激しく飛んだりして、カメラが荒ぶったりすることもあるため、遊んでいるうちに3D酔いを引き起こす恐れもある。 総評 物理演算による独特な挙動・数多のパロディネタ・バグっぽい動作など、あの『Goat Simulator』の続編と呼ぶのに相応しい内容となっている。 その『Goat Simulator』らしさが残る一方で、美麗になったグラフィックや、意図的に仕込まれたバカ要素など、ゲームとしてのクオリティは前作と比べて格段に向上している。 そのため、前作が「いい加減に作られたバカゲー」と呼ぶなら、本作は「計算して作られたバカゲー」と呼ぶべきだろう。 オンラインマルチプレイに対応していることもあり、友人などと複数人で遊べば一層本作を楽しむことができるため、ふざけたバカゲーを遊びたいという方なら購入を検討してみてはいかがだろうか。 余談 2023年1月26日にはPS5にてパッケージ版、及び特典の付いた「GOAT IN A BOXエディション」も発売された。 ナンバリング『3』について。 概要にも書いた通り、本作は2作目であるのにも拘わらず、何故か『3』とナンバリングが付けられている。 これについてPlayStation.Blogにおいて開発スタッフたちの意見が載っているが、理由がバラバラどころか、ふざけた回答だらけである。ある意味『Goat Simulator』らしいとも言えるが。 + PlayStation.Blogの記事より引用 「ボックスアートに3匹のヤギがいるから」 – Rasmus Björk、コミュニティーマネージャー&シネマトグラファー「へ? 『Goat Simulator 2』ってまだ作ってなかったの?」 – Olivia Follin、プログラマー「前作からかなり時間が経っていて、タイトル名を『Goat Simulator 2』にしても、実装したシミュレーション技術の進化すべてを伝えきれないので」 – Sebastian Zethraeus、ゲームプロデューサー「続編が好きな人っていないし」 – Driton Gashi、デザイナー「メェェェェェェ」 – ピルゴール「理由はありました…。でも忘れちゃいました」 – Philip Bretschneider、3Dアーティスト「パブリッシングチームの誰かがそう言いだしたんだけど、だれも正さなかったみたいですね」 – Judith Radnitz、ゲームプロデューサー「『ゴッド・オブ・ウォーラグナロク』って名前はもう取られていたから」 – Santiago Ferrero、クリエイティブディレクター「まあ『Goat Sim 4』って呼んだらおかしいからね」 – William Birgersson、アートディレクター&レベルデザイナー「ただの打ち間違いでしょ」 – Helena Lindström、コミュニティーマネージャー「数字だ、メイソン。どういう意味なんだ?」 – Stuart Docherty、サウンドデザイナー「上述以外」 – CEO Sebastian Eriksson「ピルゴールは、ゴードンがやらないことをする」 – Joar Hedvall、プログラマー
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Gen Farming Laboratory 建設コスト: 資金400 , Building Modules 4 , Tools 2 , Carbon 1 維持コスト: 資金-30, 電力-3 サイズ: 3x3(海底) 必要ファーム数: 3 ファームサイズ: 2x6 アンロック条件: Tech Researcher 1名以上 機能: Enzymesの生産(毎分1t) 稼動条件: なし ジェン ファーミング ラボラトリー。"Gen"が何を指すのか分明ではないが、とりあえず微生物を繁殖させて生化学物質を採取する施設らしい。 Enzymesを生産する海底施設。 Farmを設置するタイプの施設だが特定のFertiltyは必要としない。 2x6というやたら細長い形状のFarmが特徴。周りに6タイルの長さの空きができるか確認してから建設しよう。 EnzymesはImmunity Drugsの原料となるが、利用するためには地上の拠点に送らなければならない。 Immunity Drugsの生産チェーンはGen Farming Laboratory 2軒、Coral Breeder 1軒、Immunity Drug Manufactures 2軒で一組なので、Gen Farming Laboratoryを建設するときは常に2軒まとめて建てること。Coral Breederも同じ拠点に建てると数の把握がしやすい。